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2025.06.20 データベース

【データ管理】おすすめデータベース系ソフト厳選4つ

「本格的にデータ管理を行っていきたい」

「エンジニアがいなくても使えるソフトを知りたい」

「おすすめソフトの価格・特徴をざっと教えてほしい」


こんな風に思っている方へ、この記事ではデータ管理の種類や選び方、おすすめソフトについて詳しくご紹介していきます。

データ管理について関心のある方は、ぜひ最後までお読みください!

データ管理とは

データ管理とは、データを効率的・安全に収集、保存、整理、利用するためのプロセスのことを言います。

近年はデータの量が急増し、ビジネスや社会のあらゆる場面でデータ活用が求められています。


データの活用が進む中で重要なことの一つが、データの管理方法です。


では、企業や組織で管理されている大量のデータはどのような形式で管理するのが適しているのでしょうか。

データベースを使ったデータ管理

効果的にデータ管理を行うには、情報を「データベース化」する必要があります。


データベース化とは、バラバラに存在するデータを一つの仕組みにまとめて整理・管理することを言います。


データベース化することによって、データが整理され探しやすくなったり、重複やムダがなくなったり、検索や集計、更新作業が楽になるといったメリットがあります。


特にデータ量が多い場合は、データベース化すると効率よく管理することができます。

こちらの記事は、データベース化について詳しくまとめています。ぜひご一読ください!

「データベースってどういう意味?」「データベース化してみたい」「データベース化するメリットやデメリットを知りたい」このような気持ちを抱い...

データ管理の種類

データベースを使ったデータ管理にはどのような方法があるのでしょうか。気軽にできるものから順に紹介していきます。

1.Access

Microsoft 社から発売されている、Accessを使ってデータベースを作成することができます。

Accessは小規模から中規模のデータ管理に適しており、Excelなど他のOffice製品との連携も簡単に行うことができます。


多少の知識は必要になりますが、初心者からでも利用していくことができます。


しかし、企業や組織で扱っているような大規模データ管理には向かないことや、クラウドツールではないので、スマホやタブレット端末からの利用が難しいなどのデメリットもあります。

「Accessって何?」「Accessって何ができるの?」「Accessでどんなデータを管理できるのか知りたい」こんな気持ちを抱えていませんか。Accessはマ...

2.Webデータベースソフト

Webデータベースとはインターネットを通して、データベースを作成・管理・利用できるソフトやサービスのことを言います。


Webデータベースはクラウド型なので、パソコンにソフトをインストールする必要がなく、ChromeやSafariなどのブラウザから使うことができます。


またパソコンだけでなく、スマホやタブレット端末からでもアクセスできるという特徴もあります。

複数人でデータを共有したり、同時編集することができるので、チーム利用にも適しています。


またエンジニア以外でも簡単に運用できるノーコード型(※)のソフトが多く、気軽に本格的なデータ管理を行っていきたい人にはぴったりな選択でしょう。


記事の後半では、Webデータベースソフトのおすすめを4つ紹介していきます。


(※)ノーコードとは、プログラミングを一切行わずにソフトウェアを開発することを言います。ドラッグアンドドロップで操作可能なので、専門知識やスキルがなくても短期間でシステム構築を行うことができ、近年主流となっている管理形態です。

「Webデータベースってどういう意味?」「Webデータベースのメリットや選び方を知りたい」「効率的にデータ管理ができるシステムを見つけたい」こ...

3.自社開発

標準パッケージや既存のサービスでは対応しきれない独自業務がある場合は、自社開発を選択します。


作成にはプログラミング技術が必要ですので、データベースに詳しいエンジニアがいなければなりません。

自分たちでデータベースソフトをインストールし、ゼロから管理画面を作成していきます。


また初期費用や開発コストが高額になることや、開発や導入に時間がかかるといったデメリットも忘れてはいけません。


自社開発は、自由度が高く自社に最適化できるというメリットはありますが、コストや時間や労力がかかるといったデメリットもあるため、慎重な判断が必要です。

データ管理ソフトの選び方3つのポイント

ここまでデータ管理の方法として、「Access」と「Webデータベース」と「自社開発」を解説してきました。


「Webデータベース」について、イメージがつきにくいという方もいると思いますので、ここからはWebデータベースの選び方と、おすすめの製品について解説していきます。


まずは、選び方のポイントについて解説していきます。


  1. コスト
  2. セキュリティや権限管理
  3. サポート体制


順番に紹介していきます。

1.コスト

Webデータベースソフトには無料で使えるものから、月に何万円と高額な利用料を支払わなければならないものまであり、価格はピンキリです。


利用料は一律ではなく、データ容量や利用人数によって変わるものが多いです。


ですので「容量はどのくらい必要なのか」「何名で利用していくのか」などを考えたうえで、自社に合ったサービスを選びましょう。


また利用料が安価でも、サポートなどが有料の場合もありますので確認しておきましょう。

2.セキュリティや権限管理

セキュリティや権限管理についても重視したいポイントです。


たとえばユーザーごとにアクセス権限が細かく設定できるか、データのバックアップや二段階認証機能が備わっているか、ISOなどのセキュリティ認証を取得しているかなどはチェックしておいた方が安心です。

3.サポート体制

事前にサポート体制もチェックしておきましょう。


例えば、Webデータベースソフトを購入した後、既存のExcelファイルをインポートする作業は何かと大変です。

サポートが手厚いと丁寧にアドバイスをくれたり、導入作業を支援してくれる場合があります。


また操作方法のマニュアルが完備されているか、問い合わせの手段や時間についても提供会社によって様々ですので、確認しておきましょう。

厳選!おすすめデータ管理ソフト4選

ここからは、おすすめのWebデータベースソフトを4つ紹介していきます。
すべてノンプログラミングのソフトなので、エンジニアがいなくても気軽に導入できますよ。

1.PigeonCloud(ピジョンクラウド)

PigeonCloud(ピジョンクラウド)は、株式会社ロフタルが提供するWebデータベースソフトです。

PigeonCloudは専門知識が一切不要なノーコードツールで、汎用的なデータ管理が可能です。


データの共有・一元管理が可能で、画像添付も可能になっています。またAIを使って自動でシステム構築ができたり、RPAのように業務を自動実行できる機能も搭載されています。


そんなPigeonCloudの魅力は、「価格」・「標準機能の充実度」・「サポート力」です。


PigeonCloudは他社と比べても低価格なツールです。


またPigeonCloudは通常プランの他に「同時ログインプラン」があります。こちらは同時に接続するユーザー数で費用を計算するため、利用頻度が低い社員が多くいる場合でも費用負担が少なく、お得に使っていくことができるプランです。


また他社では別途費用がかかるような、「帳票出力」や「ルックアップ自動取得」、「自動採番機能」など高度な機能が標準装備しています。


そしてデータベースの初期構築を無料で行っているほか、導入後も無料で電話やチャット等から相談をすることができます。


PigeonCloudはコスパが高く機能も充実しているため、「なるべく予算は抑えながらも良いものを使いたい!」そんな方にぜひ使っていただきたいソフトとなっています。


おすすめポイント
  • 脱Excel、脱Access、脱スプレッドシート等におすすめ
  • スマホ、タブレットOK
  • ノーコード
  • さまざまな業務に使える
  • AIで業務システムを自動で作成
  • 低価格
  • 同時ログインプランあり
  • データ容量100GB
  • サポートが手厚い
  • 標準機能が充実
  • データ分析機能
  • クラウド型、オンプレミス型に対応可能
  • チャットツール等との外部連携
  • 情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)認証取得
  • RPAのように業務を自動実行できるコネクト機能搭


価格(月額利用料)
  • ユーザー数プラン 1,100円/一人あたり
  • 同時ログインプラン(利用者数は多いけれど同時に接続する人は少ない場合、お得に利用できる)


公式サイトはこちら

2.JUST.DB(ジャスト ディービー) 

JUST.DB(ジャスト ディービー) は、株式会社ジャストシステムが開発・提供しているデータ管理ツールです。

JUST.DBはノーコードで使える製品で、案件管理や顧客管理、ワークフローなど幅広い業務に活用することが出来ます。


パソコンだけでなく、スマホからも操作が可能です。


価格は、「同時ログインライセンス」という形態を採用しています。

これは利用者数にあわせて一律で費用が発生するのではなく、利用頻度に応じて費用が決まることを表します。ユーザー1人あたりに費用が発生するケースと比べて、お得に利用できる場合もあります。


おすすめポイント
  • ノーコードで専門知識がなくても使いやすい
  • 多機能
  • 情報共有が促進される
  • 同時ログインライセンスが魅力的


価格
  • 1同時ログインライセンス15,000円/月

(※)5ライセンス単位での販売


公式サイトはこちら

3.楽々Webデータベース

楽々Webデータベースは、Excelと親和性の高いクラウドサービスです。

Excelデータを「楽々Web」にインポートすると、すぐにデータベースを作ることができます。
現在Excelを使っていて、Excelを活かしたデータベースを作りたいという方にオススメ。

Excelの手っ取り早さ、アプリの便利さ、クラウドの手軽さを一つにまとめた効率的なサービスです。

おすすめポイント
  • タブレットOK
  • Excelのデータをそのままアプリに取り込みデータベース化できる
  • データの入力はこれまでどおりExcelからでOK
  • 項目ごとに文字数やデータの重複など細かな設定ができる
  • Excelで作成することが多いアンケート業務や棚卸が簡単に
  • データ同士の連携ができる


価格(月額利用料)
  • スターターパック:10,000円/10ユーザー
  • スタンダードプラン:1,500円/1ユーザー


公式サイトはこちら

4.kintone(キントーン)

kintone(キントーン)は、データを「アプリ」という単位に分けて管理するクラウドサービスです。

コミュニケーション機能が充実しているため、SNS感覚でコミュニケーションをとったり、軽い議論をチャット形式で行うことができます。
また豊富な拡張機能があるため、kintone単体でできないことであっても、様々なことができるようになります。


毎日のようにセミナーや個別相談会を行っているため、導入前後に不安があっても安心してサービスを使うことができます。

おすすめポイント
  • 業務ごとに自分でアプリ作成
  • ドラッグ&ドロップで簡単な操作性
  • メッセージ機能でコミュニケーションが活発化
  • スマホ、タブレットOK
  • 拡張機能で更なるサービスの充実
  • 動画、セミナーなどが充実


価格
  • ライトコース 1,000円/月 1ユーザーあたり(10ユーザー以上)
  • スタンダードコース 1,800円/月 1ユーザーあたり(10ユーザー以上)
  • ワイドコース 3,000円/月 1ユーザーあたり(1,000ユーザー以上)


公式サイトはこちら


「kintoneに似ている製品って何があるだろう」「kintoneと同じくらいのクオリティで、もっと安価なサービスってないかな?」「自社に合ったWebデー...

データ管理ソフトの導入を検討してみましょう

Webデータベースソフトは、誰でも簡単にデータベース化ができ、データ同士の連携や集計作業もあっという間に行うことができます。


気になるサービスは見つかりましたか?


まずはデータベースを使って何がしたいのかという点を明確にして、無料相談や資料請求から行ってみてはいかがでしょうか。

データベース化で効率的に仕事を行っていきましょう!

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この記事を書いた人
PigeonCloud編集部 PigeonCloud Editorial Department
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